丸紅、ASEAN地域統括会社を設立へ

自動車 ビジネス 企業動向

丸紅は25日、シンガポールに、ASEAN地域統括会社として、丸紅アセアンを4月に設立すると発表した。
 
丸紅アセアンは、ASEAN地域の丸紅グループの広域一体運営の強化を目指し、丸紅シンガポールを母体に、域内のマレーシア・タイ・インドネシア・フィリピン各現地法人と、化学品事業会社のマルベニ・ケミカル・アジア・パシフィック社を傘下に収めて設立する。
 
これまでASEAN地域では、支配人を設置して、ASEAN10か国での商品戦略と地域戦略を推進してきた。今後、ASEANは経済統合が着実に進み、域内取引が活発化するほか、ASEANと中国、ASEANとインドなどの地域間取引も拡大していくことが予想される。加えて、物品の自由化、投資・サービスの自由化やヒトの移動も進展していくことが想定されることから、国の垣根を越えた新たな視点で、ビジネスを構築していくことが求められると判断したとしている。
 
今後は、丸紅アセアンを核に、域内での戦略的な企画立案・事業展開・人材育成を拡充し、経営管理機能・内部統制の強化を通じて、現場の活性化と営業力強化のためのインフラ整備を図り、国の枠組みを超えた商権拡大を図る。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
  2. トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う
  3. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  4. マツダ、新型電動SUV『EZ-60』を中国発売…約250万円から
  5. 「168馬力のクルーザーおかしいだろ」ドゥカティのスポーツクルーザー『XディアベルV4』国内発売にSNSでは興奮の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る