集団暴走のバイクとパトカー接触、転倒で少年負傷

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三重県津市内の国道で、集団暴走を行ったとしてパトカーに追跡されていた原付バイクがパトカーと接触する事故が起きた。バイクは転倒し、運転していた15歳の少年が顔面を強打し、前歯を折る軽傷を負った。

三重県警・津署によると、事故が起きたのは22日の午前4時ごろ。津市中央付近の国道23号をパトロールしていた同署パトカーが、原付バイク5台に分乗して暴走する集団を発見。停止を命じたが、集団はこれを無視して逃走した。

バイクは横並びになり、2車線を埋めるような状態で低速走行。信号を無視するなど、周辺交通に影響を与えたことから、パトカーは前方に回りこんで強制抑止を試みようとしたが、右側から追い越しを掛けた際に15歳少年の運転する原付バイクと接触。バイクは転倒し、少年は顔面を打撲。前歯を折る軽傷を負った。

警察ではパトカーを運転していた34歳の巡査から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いているが、追跡については「適正に行われたものだった」としている。バイクを運転していた少年については回復を待ち、道路交通法違反(無免許運転)容疑で摘発する方針だ。

《石田真一》

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