集団暴走のバイクとパトカー接触、転倒で少年負傷

自動車 社会 社会

三重県津市内の国道で、集団暴走を行ったとしてパトカーに追跡されていた原付バイクがパトカーと接触する事故が起きた。バイクは転倒し、運転していた15歳の少年が顔面を強打し、前歯を折る軽傷を負った。

三重県警・津署によると、事故が起きたのは22日の午前4時ごろ。津市中央付近の国道23号をパトロールしていた同署パトカーが、原付バイク5台に分乗して暴走する集団を発見。停止を命じたが、集団はこれを無視して逃走した。

バイクは横並びになり、2車線を埋めるような状態で低速走行。信号を無視するなど、周辺交通に影響を与えたことから、パトカーは前方に回りこんで強制抑止を試みようとしたが、右側から追い越しを掛けた際に15歳少年の運転する原付バイクと接触。バイクは転倒し、少年は顔面を打撲。前歯を折る軽傷を負った。

警察ではパトカーを運転していた34歳の巡査から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いているが、追跡については「適正に行われたものだった」としている。バイクを運転していた少年については回復を待ち、道路交通法違反(無免許運転)容疑で摘発する方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
  2. トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う
  3. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  4. マツダ、新型電動SUV『EZ-60』を中国発売…約250万円から
  5. 「168馬力のクルーザーおかしいだろ」ドゥカティのスポーツクルーザー『XディアベルV4』国内発売にSNSでは興奮の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る