【ジュネーブモーターショー09】リンスピード、フィアット 500 をエコチューン

自動車 ニューモデル モーターショー
【ジュネーブモーターショー09】リンスピード、フィアット 500 をエコチューン
【ジュネーブモーターショー09】リンスピード、フィアット 500 をエコチューン 全 4 枚 拡大写真

スイスのチューナー、リンスピード社は25日、『E2』を発表した。フィアット『500アバルト』をベースにしたチューニングカーで、2種類のパワースペックが切り替えられる。

【画像全4枚】

リンスピードは、フランク・M・リンダークネヒト氏が1977年に設立したエンジニアリング会社で、おもにドイツ車のチューニングを手がけている。毎年ジュネーブモーターショーに斬新なコンセプトカーを出品し、話題を集めることでも有名。すでに発表ずみの『iChange』(アイチェンジ)は、世界初の乗車定員に合わせて変化するボディを採用したコンセプトEVだった。

今回発表したE2も、リンスピードならではのアイデアが盛り込まれている。ベース車両は1.4リットル直4ターボ(135ps)を積むフィアット500アバルト。E2では運転席のボタンひとつで、2種類のパワースペックを選択できるようにした。

「コミューティング」モードは、市街地走行時に効果的。最大出力は60psに抑えられ、欧州複合モード燃費25km/リットルという優れた経済性を発揮する。

「ハイウェイ」モードは、高速道路やスポーティな走行用。最大出力は160psと500アバルトよりも25psパワフルで、欧州複合モード燃費は14.3km/リットルとなる。専用コンピューターが、燃料噴射やターボのブーストを制御して、パワー特性を切り替える仕組みだ。

E2は3月3日に開幕するジュネーブモーターショーで正式発表。iChangeとともに、リンスピードが考えるエコを表現した1台として注目される。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  3. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. ランクル最小モデル登場!トヨタ『ランドクルーザーFJ』世界初公開、日本発売は2026年央頃に
  5. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る