国土交通省は25日、第17回「エコレールマーク」に認定された6商品3企業を発表した。エコレールマーク制度は、地球環境に優しい鉄道貨物輸送を一定以上利用している商品または企業に対して国などが「エコレールマーク」の認定を行ない、同マークの表示によって消費者に判断基準を提供する制度。
新規エコレールマーク認定商品は次の6件。
シャープ製携帯電話(シャープ)
麦の舞(福徳長酒類)
シジシー純米酒(同上)
芋う舞(同上)
麦う舞(同上)
猫砂(クニミネ工業)
新規エコレールマーク認定企業は次の3件。
住友化学
JUKI
神明
同制度は、エコレールマーク付き商品などを通じて、企業が流通過程で地球環境問題に貢献していることを消費者に認識させ、鉄道貨物輸送へのモーダルシフトを促進させることが目的。
認定商品・認定企業は、500km以上の陸上貨物輸送のうち30%以上鉄道を利用している商品、500km以上の陸上貨物輸送のうち15%以上鉄道を利用している企業、数量で年間15000トン以上または、数量×距離で年間1500万トンキロ以上の輸送に鉄道を利用している企業を基準としている。
今回の認定で認定商品は合計32件(37品目)、認定企業は50件となった。認定企業にはトヨタ自動車などの自動車メーカーも含まれている。