高速フェリー、横浜港で展示…青函航路から離脱

自動車 ビジネス 企業動向
高速フェリー、横浜港で展示…青函航路から離脱
高速フェリー、横浜港で展示…青函航路から離脱 全 3 枚 拡大写真

東日本フェリーと、函館開港150周年記念事業実行委員会は今年7月から始まる「函館開港150周年記念事業」をPRするために、昨秋まで青森−函館間で運行していた高速フェリー『ナッチャンWorld』を横浜港で展示。1日と2日に船内を一般公開する。

ナッチャンWorldはオーストラリアのインキャット社が製造した高速フェリー。約36ノット(約67km/h)での高速巡航が可能だが、それゆえに燃料消費量は在来フェリーよりもはるかに多く、原油高騰を理由として2008年10月末で運航を休止。以後は1番船のナッチャンReraが函館港に。2番船のナッチャンWorldが青森港に係留されていた。

今回の展示は、今年7月に開港150周年を迎える函館港の記念イベントをPRするもの。横浜港も同様に開港150周年となるが、両港の交流も兼ねて実施されることとなった。

ナッチャンWorldは2月28日午前に横浜・大桟橋に入港。船内の一般公開は1日が午前10時から午後4時。2日が午後2時から午後4時となる。いずれの日も先着500人に記念品の配布が行われるほか、船内では函館名産品などの販売も実施される。

また、6日にはナッチャンWorldを使った横浜港クルージング(大人5000円)も予定されている。横浜港内は航行船舶の上限速度が設定されているため、ナッチャンの持つ高速性能は堪能することはできないが、イベント終了後は青森に戻るため、同船を使用した横浜港クルーズは「今回が最初で最後」となることは間違いない。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る