いすゞ自動車は5日、大型観光バス『ガーラ』の乗降口に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2005年8月30日-2009年2月14日に製作された1160台。
スイング扉挟み込み防止機構用スイッチの防水性が不適切および扉ロック位置を検出するスイッチ上部のカバー形状が不適切なため、両スイッチが故障した場合に、扉の挟み込み防止機構が作動し、走行中に扉が開くおそれがある。
全車両、スイッチを防水式に交換するとともに、スイッチカバー部にカバーがないものはカバーを追加する。対策品の供給に時間がかかるため、暫定措置として扉の挟み込み防止機構を非作動にする。
不具合発生件数は1件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。