ホンダ、米国新車販売は35.4%減…2月実績

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ホンダ、米国新車販売は35.4%減…2月実績
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米国ホンダは3日、2月の新車セールスの結果を公表した。総販売台数は7万1575台で、前年同月比は35.4%のマイナスだった。

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ホンダブランドの乗用車系は、『フィット』だけが好調ぶりをアピールした。フィットの2月販売台数は4247台で前年同月比は2.3%増と、1月に続いて2か月連続のプラスを維持。しかし、主力車種の『アコード』は39.8%減の1万5976台、『シビック』は31.3%減の1万5687台と、アコードは2か月連続、シビックは3か月連続で3割以上の大幅マイナスが続く。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系の落ち込みは相変わらず。『CR-V』が前年同月比17.9%減の1万2370台、『パイロット』が46%減の6678台、『オデッセイ』が40.4%減の6692台、『リッジライン』が67.4%減の1106台、『エレメント』が55.1%減の1079台と、販売不振に歯止めがかからない。

アキュラブランドでは、『TSX』が前年同月比4.1%増の2293台と2か月連続のプラスをキープ。しかし、『TL』は37.2%減の2490台、『RL』(日本名:ホンダ『レジェンド』)は52.5%減の186台と落ち込んだ。SUVでは、『MDX』が54.6%減の1981台、『RDX』が56.8%減の709台と、5割以上のマイナスを喫している。

米国ホンダにとっての頼みの綱は、新型ハイブリッドカー、『インサイト』の今春投入だろう。日本でも絶好調のインサイトが販売車種に加われば、起爆剤としての効果が期待される。

《森脇稔》

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