アウディは3日、ジュネーブモーターショーで『A4オールロードクワトロ』を正式発表。その走行シーンを収めたPR映像を動画共有サイトで公開した。
A4オールロードクワトロは、『A4アバント』をベースに車高を引き上げ、ちょっとしたオフロード走行を可能にしたモデルだ。最低地上高は180mmとベース車に対して60mmアップ。オーバーフェンダーやアンダーガード付き専用バンパーを装着して、SUVテイストが演出された。
駆動方式はフルタイム4WDの「クワトロ」。通常走行時は前後駆動力配分40対60が基本で、走行状況に応じて、65対35から15対85の間で前後駆動力配分が可変する。さらに、「ORD」(オフロードディテクション)を標準装備。これはオフロードを走行中、路面状況や走行状況を検知して、ESP(エレクトリックスタビリティプログラム)の介入を、最適かつスピーディなタイミングで行うシステムだ。
エンジンはガソリン1、ディーゼル2の3ユニットで、すべて直噴仕様。ガソリンは2.0リットル直4ターボの「TFSI」(211ps、35.7kgm)。ディーゼルは2.0リットル直4ターボの「TDI」(170ps、35.7kgm)と3.0リットルV6ターボの「TDI」(240ps、51kgm)である。
A4オールロードクワトロの路面を問わない走破性能が確認できるPR映像は、動画共有サイトで見ることができる。