【ジュネーブモーターショー09】ルノー メガーヌ にワゴンのスポーツツアラー

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【ジュネーブモーターショー09】ルノー メガーヌ にワゴンのスポーツツアラー
【ジュネーブモーターショー09】ルノー メガーヌ にワゴンのスポーツツアラー 全 7 枚 拡大写真

ルノーはジュネーブモーターショーで『メガーヌスポーツツアラー』を発表した。5ドアハッチバックをベースにホイールベースとリアオーバーハングを延長。5ドアよりも、室内空間や荷室スペースを拡大している。

ルノーは2008年10月のパリモーターショーで、新型『メガーヌ』の5ドアハッチバックとクーペを発表。今回、追加したスポーツツアラーは、新型の第3のバリエーションとなる。フロントマスクはメガーヌファミリー共通の表情だ。

ボディサイズは全長4558mm、ホイールベース2702mm。5ドアハッチバック比で、全長は263mm、ホイールベースは62mm長い。ホイールベースの延長分は後席のゆとり向上に、全長の延長分は荷室スペースの拡大に充てられた。1808mmの全幅は5ドアと共通である。

ホイールベースの延長により、後席ひざ元のスペースは218mmと余裕たっぷり。荷室容量は524リットル(VDA計測法)とクラストップレベルで、5ドアよりも119リットル増えた。また、後席を前倒しすれば、荷室容量は1595リットルに拡大。後席に加えて、助手席も前倒しが可能で、この時には最大2550mmの長尺物が積載できる。荷室フロア地上高は561mmと低く、重量物の積み下ろしに配慮。フロアボードを起こすことで、大小2つに分けて使える荷室など、使い勝手を高めるアイデアも光る。

エンジンはガソリンが1.6リットル直4(100/110ps)、2.0リットル直4(140ps)に加えて、日産と共同開発した1.4リットル直4ターボを用意する。この1.4リットルは1.8リットル並みの130psのパワー、2.0リットルと同等の19.4kgmのトルクを発生。それでいてCO2排出量は1.6リットルよりも少ないのが自慢だ。ディーゼルは3機種を用意するが、すべてCO2排出量120g/km以下と環境性能が高い。

新型メガーヌスポーツツアラーは、欧州では8月から販売開始。ダイナミックなスタイルに高い機能性を持つワゴンは、欧州で人気を博しそうだ。

《森脇稔》

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