マツダ RX-8、オーストラリアでラリーに参戦

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
マツダ RX-8、オーストラリアでラリーに参戦
マツダ RX-8、オーストラリアでラリーに参戦 全 3 枚 拡大写真
マツダオーストラリアは、『RX-8』でタルガタスマニアラリーに参戦すると発表した。ターボチューンを施したRX-8でハードなラリーステージに挑む。

2009年のタルガタスマニアは、4月28日から5月3日の間の5日間開催。広大なオーストラリア大陸に40ものSS(スペシャルステージ)が設けられ、総走行距離は1890kmに達する過酷なラリーだ。

マツダは「市販車2WD」クラスに出走。RX-8の現地トップグレード「GT」をベースに、マツダモータースポーツオーストラリアがチューニングを担当した。

最大の変更点はターボの追加だ。654ccの2ローター・ロータリーエンジンにターボチャージャーをプラス。最大出力は275ps、最大トルクは30.6kgmを発生する。これはベース車と比較して、44ps、9.1kgmの性能アップとなる。トランスミッションは6速MTだ。

ボディ&足回りの強化、軽量化などの対策も実施。室内には強固なロールケージが組み込まれた。車重は1280kgに抑えられており、もちろん、RX-8の持ち味である前後重量配分50対50も貫かれている。

ドライバーには2008年のタルガタスマニアチャンピオン、スティーブ・グレニー選手を起用。同氏は「ロータリーエンジンはマツダのモータースポーツを象徴する存在。今年のタルガタスマニアでは、マツダに最高の結果をプレゼントできると思うよ」と自信のコメントを寄せている。

また、マツダは『マツダ3MPS』(日本名:『マツダスピードアクセラ』)も、タルガタスマニアの市販車2WDクラスに投入予定。RX-8とマツダスピードアクセラという、マツダを代表するスポーツモデルの活躍に期待が高まる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る