【ジュネーブモーターショー09】イタリアのIDEA、渾身のデザインコンセプト

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【ジュネーブモーターショー09】イタリアのIDEA、渾身のデザインコンセプト
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IDEA(イデア)は、ジュネーブモーターショーでコンセプトカー『ERA』(エラ)を発表した。未来のオープン2シータースポーツの姿を提案するモデルだ。

イデアはイタリア・トリノを拠点に活動するカロッツェリア。過去にはフィアット『ティーポ』、日産『テラノII』(日本名:『ミストラル』)、ダイハツ『ムーヴ』などのデザインを手がけたことで知られる。2008年のジュネーブモーターショーには、同社の創立30周年を記念したコンセプトカー、ERAを出品。今年はその進化形を展示した。

昨年のERAとの大きな違いはサイドドア。前回はドアがなく、ボディをまたいで乗り込むクラシックレーシングカースタイルだったが、今年はガルウイングドアが採用された。

また、ボディ全体のデザインも変化した。前回はボリューム感を持たせながらも直線基調のラインで構成していたが、今回はボリューム感プラス、曲線を取り入れたグラマラスなラインが導入された。とくにフェンダーや前後フードの盛り上がりは、見る者を圧倒するオーラを放っている。

フロントスクリーンがほとんどないスピードスター風デザインは継承。しかし、グリルとヘッドランプが一体デザインとなり、しっかりした表情を作り出しているのは、前作との違いである。

ERAはデザインスタディなので、パワートレインなどの詳細は不明。けれども、スポーツカーの未来像を提案したという意味で、ERAは意義深いモデルといえる。

《森脇稔》

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