損保ジャパンと日本興亜が経営統合…国内第3位の損保グループ誕生

自動車 ビジネス 企業動向

損害保険ジャパンと日本興亜損害保険は13日、株主総会の承認と関係当局の認可を前提に2010年4月に経営統合することで合意し、基本合意書を締結した。

両社の経営統合が実現すると、三井住友海上グループとあいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険の3社が統合する損保グループ、業界トップの東京海上グループに次ぐ業界3位の保険会社が誕生する。
 
少子化・高齢化、人口減少社会の到来、個人のライフスタイルの変化、自動車保有台数の伸び悩みなど、業界を取り巻く環境が大きく変化している中で、損保ジャパンと日本興亜は経営統合して競争力の強化を目指す。
 
両社は経営統合して全面的な業務提携を行い、実現可能なものからスピード感を持って取り組み、機能・サービスなどの標準化・共通化をはじめとした経営統合によるシナジー効果を早期かつ最大限に発揮することで、収益の拡大と効率化を追求する。
 
経営統合では、共同持株会社を設立し、両社がその完全子会社となる。損害保険事業以外の事業は、グループシナジー追求の観点から事業統合・再編に向けて協議する。
 
今後、経営統合に向けた準備を円滑・迅速に推進するため、両社社長を共同委員長とする「統合準備委員会」を設置する。また、両社協議のうえ、「統合準備委員会」の傘下にテーマ別専門部会を設置し、具体的な協議・検討を進める。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  5. 新型EVセダン『マツダ6e』、カーフェスト2025で英国一般初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る