【ホンダ S2000 生産終了】“あえて”スペシャルサイトを開設 その理由は…?

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■S2000のモデル変遷を追う

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ここでS2000のモデル変遷を簡単におさらいしておこう。1999年4月に登場したS2000は250PSを発揮する2リットルの「F20C」エンジンに専用開発の6MTを組み合わせたモノグレードでスタート。価格は338万円だった。本革シートやDVDインターナビシステムなどはオプション扱いだったが、トルセンLSDやフロント205/55R16・リア225/50R16タイヤなど走りに関するメカニズムは標準装備とされた。

翌2000年7月には追加モデルとして「タイプV」が登場。VGS(Variable Gear ratio Steering:車速応動可変ギアレシオステアリング)を世界で初めて搭載し、D型の専用形状のステアリングが与えられている。VGSは低中速時はクイックレシオ、高速になるにつれてスローレシオへとステアリング舵角が変化するもので、ステアリングラックのピニオンギアの回転軸と、ステアリングにつながる入力軸との間隔を変えることでギアレシオを変化させる。タイプVには駆動配分率が変更されたLSDやリバウンドスプリングが新たに追加されたダンパーを採用、コーナリング時のロールを少ない専用シャシーが与えられ操縦安定性の向上を図っている。

2001年にはマイナーチェンジが実施される。メカ面には大きな変更はないが、15色のボディカラー/2色の幌(青が追加)/5色の内装色を自由に選べる「カスタムカラープラン」が登場。リアスクリーンはそれまでのアクリル製から熱線入りのガラス製へと変更されて後方の視認性が向上した。時計表示機能付のCD/MDプレーヤー+4スピーカーが標準装備となったこともニュースだ。足周りはよりしなやかな仕様に設定変更がなされた。価格は標準仕様が343万円、タイプVが361万円。

2002年10月にはS2000としては初の(そして唯一の)特別仕様車である「GIOIRE(ジオーレ)」が登場。「ダークカーディナルレッド」と「ローヤルネイビーブルー・パール」の専用色2色を用意した、またエクステリアにはクロームメッキの専用ドアミラーとゴールド色のBBS鍛造アルミホイールを装備したゴージャス仕様。フェンダーの稜線にはアクセントとして、ゴールドのピンストライプが走る。価格は標準仕様が368万円、タイプVが386万円だ。なお、ダークカーディナルレッドのモデルは、日本流行色協会主催の「オートカラーアウォード2003」で「ファッションカラー賞」を受賞している。

2003年10月には内外装・メカニズム両面で大きな変更が加えられた。エクステリアでは、ヘッドライト/テールライト、前後バンパーの意匠変更に加え、タイヤ・ホイールを17インチ化。インテリアは、メタルパーツをあしらったセンターコンソールやオーディオリッドを採用、メーターのデザインを一新。サスペンションのリセッティングやボディ剛性の強化、ブレーキ性能の向上を図った。価格は標準仕様が350万円、タイプVが370万円。

2005年11月にはそれまでの2リットルエンジンに換えて2.2リットルの「F22C」を搭載。F20Cに比べ最高出力は242PSと8PSダウンながら、トルクは0.3kg-mアップし、実用域でのレスポンス向上を図った。合わせてスロットルをドライブバイワイヤ(DBW)として、ドライバーのスロットル開度とリニアに比例する加速フィールを実現している。エンジンの変更に伴い、ギアレシオも変更を受け、1 - 5速はローレシオ化された。価格は標準仕様が378万円、タイプVが399万円(このモデルより価格は税込み)。

2007年10月からは現行モデル。トピックは「VSA(Vehicle Stability Assist:車両挙動安定化制御システム)」の標準装着化と新モデル「タイプS」の追加だ。タイプSの登場に伴いタイプVはカタログから落とされた。タイプSは北米専用モデルとして投入された「CR」(名称は「クラブ・レーサー」に由来)と合わせて、07年に導入した日本専用モデルで、各種空力パーツや専用セッティングのサスペンションが与えられている。なお、タイプSにはテンパータイヤは省かれ、応急パンク修理キットでの対応となっている。価格は標準仕様が386万4000円、タイプSが399万円。

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《レスポンス編集部》

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