【ルマン09】アストンマーチン…LMP1マシンがシェイクダウン

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【ルマン09】アストンマーチン…LMP1マシンがシェイクダウン
【ルマン09】アストンマーチン…LMP1マシンがシェイクダウン 全 8 枚 拡大写真

アストンマーチンは8-9日、ルマン24時間耐久レースのトップカテゴリー、「LMP1」クラス参戦マシンのシェイクダウンテストをフランス・ポールリカールで行った。

アストンマーチンは07 - 08年、ルマン24時間の「GT1」クラスに『DBR9』でエントリーし、2年連続のクラス優勝を達成。そのノウハウがLMP1クラスのマシンにも生かされた。

テスト当日は、ゼッケンナンバー「007」「009」の2台のマシンが用意され、6名のドライバーがステアリングを握った。ブルーとオレンジの組み合わせが鮮やかな2台のマシンは、メインスポンサーの「ガルフオイル」カラー。タイヤはミシュラン、アルミホイールはBBS、ダンパーはコニ、シャシーはローラが担当。エンジンの詳細は明らかにされていないが、DBR9と同様に市販車ベースのV12ガソリンユニットが搭載されているもようだ。

ポールリカールのテストは他メーカーとの合同テストの形式を取り、合計28台のマシンが参加。テストは今年、初めて一般に公開され、3500人の観衆が集まった。

アストンマーチンの2台のうち、1台がクラッシュするというアクシデントはあったが、テストはおおむね順調に終了。ドライバーのひとりは「エンジンフィーリング、コーナリングスピードともに最高。テスト最終日にはベストラップで周回できた」とコメントしている。

この数年のルマンはアウディが2000年以降、03年を除いて8回総合優勝しており、06年からはターボディーゼル搭載の『R10TDI』が3連覇。今年は『R15TDI』にマシンが切り替わり、さらに戦闘力を引き上げている。

アストンマーチンは、1959年のルマン24時間に『DBR1』で参加。キャロル・シェルビーとロイ・サルバドリの両ドライバーの活躍によって、見事栄冠を勝ち取った。それから50年目に当たる2009年、アストンマーチンは再びルマンの頂点を狙う。今年のルマン24時間は6月13 - 14日、フランスのサルトサーキットで開催される。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る