AMGドライビングアカデミー 開講…DTMドライバーに学ぶ

自動車 ビジネス 企業動向
AMGドライビングアカデミー 開講…DTMドライバーに学ぶ
AMGドライビングアカデミー 開講…DTMドライバーに学ぶ 全 10 枚 拡大写真

ダイムラーは13日、「AMGドライビングアカデミー」の2009 - 10年クラスの受講受け付けを開始した。新プログラムや新インストラクターが登場するなど、メニューを充実させている。

AMGドライビングアカデミーは、AMG車の顧客を対象に欧州で実施しているドライビングスクール。2007年からスタートし、受講者の運転技術に応じて、「エモーション」「ベーシック」「アドバンスド」「プロ」「マスター」の5コースが用意される。ドイツのニュルブルクリンクやベルギーのスパフランコルシャンといった、有名サーキットを走行できるのも特徴だ。

今年は入門者向けのエモーションに、ドイツのボーデン湖からオーストリアのフォアアールベルグ、ブレゲンツを巡るドライビングツアーを新設定。ブレゲンツではオペラ鑑賞も用意されるという。また、特別コースとしてウインターコースも開設。スウェーデンの氷上でAMG車の高性能を体験する。AMGが保有する高級リゾートに宿泊と、至れり尽くせりの内容だ。

新インストラクターの登場もニュース。DTM(ドイツツーリングカー選手権)をはじめ、ITC(国際ツーリングカー選手権)、FIA・GT選手権などで活躍したベルント・シュナイダー氏を起用。とくにメルセデスを駆って出場したDTMでは、5回のシリーズチャンピオンに輝き、「ミスターDTM」と呼ばれている。2008年10月に現役を引退したが、現在でもDTMマシンの開発に従事。そんなシュナイダー氏の指導が受けられるのは、AMGオーナーならではの特権といえる。

さらに、「AMGマスタースポーツトロフィ」も開始。これはトップレベルの技量を持つドライバーが参加するレースで、AMGのスペシャリストが1台1台、足回りをセッティング。ドイツ、オランダ、スペインなどのサーキットで合計4回のレースを予定している。優勝者には、DTM参戦中の『AMGメルセデスCクラス』をドライブする機会が与えられるというから、熱気を帯びた戦いになりそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る