全自動型オートバイ無人駐車装置、実用化目指す

エコカー 燃費
全自動型オートバイ無人駐車装置、実用化目指す
全自動型オートバイ無人駐車装置、実用化目指す 全 2 枚 拡大写真

狭小なスペースに、を付けずに手軽に設置。管理者をわずらわせない全自動型のオートバイ無人駐車装置をサイクルテクノ(港区新橋1・小松一雄社長)が開発した。

この駐車装置は、同社が東京都産業労働局の「07年度社会的課題解決型研究開発プロジェクト」として支援を受け、製品化したもの。開発に1500万円を投入。同局から3分の2の助成を受けた。

駐車装置にオートバイの前輪を乗り入れると、左右からタイヤを押さえて、車体を直立させたまま固定し、課金を始める。駐車料金を支払い、車体のすぐそばに設置された解除ボタンを押すと、車体のロックが外れる仕組み。

車体の固定と課金が自動的に行われるため、管理者にとっては駐車場を巡回する手間が少なくて済む。精算機を別に置かなくても使える。1台ごとに独立しているため、出入口にゲートを付けられない台数の少ない場所にも設置しやすいという長所がある。

「原付バイクからリッターバイクまで、ほとんどすべての車種に対応できるように考えた。利用者の方に意見をいただいたので、さらに改良を重ねて商品化したい」(小松一雄社長)

同社は、東京都青少年・治安対策本部が実施する駐車対策のモデル実験に参加。東京都道路整備保全公社が運営する「六本木六丁目オートバイ専用駐車場」(港区六本木6-2)に2月27日から3月8日まで製品を設置。デモ実験を行った。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  5. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る