2008年のPND世界シェアはGARMINがトップ、TomTomが2位

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
2008年のPND世界シェアはGARMINがトップ、TomTomが2位
2008年のPND世界シェアはGARMINがトップ、TomTomが2位 全 6 枚 拡大写真

英国のマーケットアナリスト会社CANALYSは、2008年のPNDの世界セールスは約4100万台と発表した。メーカー別シェアは33.7%(1380万台、前年比+5.9%)でGARMINがトップを獲得。2位はオランダのTomTom、以下Mitac、Nextarと続く。

地域別の売上げ推移では、北アメリカで13%、ヨーロッパで5%、アジアでは1%とすべての地域でPNDマーケットが成長。また、第4四半期の全世界出荷台数のうち、北米市場向けは52%を占め、欧州・中東・アフリカ向けが36%を記録した。

CANALYSの上級副社長でプリンシパルアナリストのChris Jones氏は、「困難な経済情勢にもかかわらず、米国のPND市場は年々成長を続けているが、これはとりわけホリデーシーズンのきわめて積極的な価格設定に支えられている」と指摘する。

なお、GARMINのリリースによると、PNDやハンドヘルド、マリン、航空機用などを含む同社の全世界向けGPSデバイス総出荷台数(2008年)は、前年比38%アップの1690万台。前年度の31億8000万ドルから10%アップの34億9000万ドルの売上を達成した。

GARMIN社の社長兼最高経営執行役員クリフ・ペンブル氏は、「GARMIN社は、この20年間で業界をリードする革新、品質、価値、使いやすさと支持をもたらすことを顧客に約束してきた。この厳しい経済状況の中で、より高いマーケットシェアを獲得したことにより、これからさらに多くの顧客を引きつけ、業界No. 1の製品提供を続けることができると確信している」とコメントした。

《北島友和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る