川崎重工、ガスタービン発電設備を受注 岩船沖油ガス田

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川崎重工は、日本海洋石油資源開発が岩船沖油ガス田に設置するプラットフォームの洋上ガス昇圧設備向けに、ガスタービン発電設備を受注した。過酷な使用環境である海洋石油・ガス掘削プラットフォーム向けとしては初の受注となる。

岩船沖油ガス田は国内では唯一の海洋油ガス田で、新潟県新潟市から北東に約30kmの沖合いに位置し、現在、原油・天然ガスの生産・開発が進められている。

今回採用される「PUC30」型ガスタービン発電設備は、自社開発のガスタービン2機を搭載した軽量・コンパクトな発電設備で、運転開始は2011年3月の予定。

同ガスタービンは1989年の初号機納入以来、累計約420台の生産実績を持つ主力ガスタービンの一つで、今回の採用は同社製ガスタービン発電設備の豊富な実績と信頼性が、顧客企業から高く評価されたためとしている。

川崎重工は今後も洋上プラットフォーム向けも含めた石油・ガス生産市場での販売展開を積極的に進めていく方針だ。

《レスポンス編集部》

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