レゴ WeDo…MITと共同開発したロボット教材

自動車 ニューモデル 新型車
レゴ WeDo…MITと共同開発したロボット教材
レゴ WeDo…MITと共同開発したロボット教材 全 6 枚 拡大写真

レゴエデュケーションは26日、レゴブロックとパソコンを使って遊ぶロボット教材『レゴエデュケーションWeDo』を日本発表した。

【画像全6枚】

東京ミッドタウンで開催された発表会では、レゴエデュケーション日本代表の樺山資正氏と、レゴ社と共同開発を行なったマサチューセッツ工科大学(MIT) ミッチェル・レズニック教授が製品の魅力を紹介した。

樺山氏は「いまロボット教育がとても盛んな時代。科学や技術を楽しみながら学べるからです」と前置きをした上で、「これまでのロボット教材は男の子を中心に親しまれてきたが、今日発表したWeDoは女の子にも楽しんでもらえるように考えて開発した」と続けた。

具体的な例として、同時発売される『WeDo アクティビティガイド』と呼ばれる別売ソフトウェア(ロボットの判例集のようなもの)を紹介した。このソフトには、飛行機やボートといった男の子用ロボットの作り方だけでなく、イヌやワニ、人形といった、女の子も興味を示しやすい全12種類のサンプルが収録されている。

発表会中に樺山氏は、プロペラ飛行機のロボットを使ってデモンストレーションを行なった。これは、機体の傾きに応じてプロペラの回転速度が変わるというもの。樺山氏は説明をしながら1分以内でプログラムを完成させ、子供でも簡単に遊べるインターフェイスのよさを実演していた。

そして、マサチューセッツ工科大学のミッチェル教授は、現在の社会は「創造的な社会。この時代で必要となるスキルは、想像力と論理力、協調性の3つ。この3つの力を子供たちに身につけさせるにはどうしたらよいのか? それを考えて開発したのが、WeDoというツールだ」と開発コンセプトを紹介した。

実はミッチェル教授が加わっている研究グループは、レゴ社と共に20年以上も研究を続けている。新製品であるWeDoは、3年以上も前から開発されていたという秘話も明かした。

《佐藤隆博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ランクル最小モデル登場!トヨタ『ランドクルーザーFJ』世界初公開、日本発売は2026年央頃に
  2. どうやって駅構内に運んだ?『クロスビー』改良新型のJR浜松駅搬入の裏側をスズキが公開
  3. ダイハツ『ロッキー』改良新型、新グリルで表情変化...インドネシアで発表
  4. 特装車メーカー「トノックス」、超小型モビリティ「クロスケ」など展示へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る