【スーパー耐久 第1戦】決勝…今年もBMW2台が圧倒する展開

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【スーパー耐久 第1戦】決勝…今年もBMW2台が圧倒する展開
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スーパー耐久シリーズの09年シーズン第1戦が、29日にツインリンクもてぎで開催された。総合優勝は、ST-1クラスの谷口信輝/柳田真孝/ファリーク・ハイルマン組の1号車「PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE」。

今シーズンの同カテゴリーは経費削減のため、日曜日に公式予選と決勝が行われる1デー開催となった。開幕戦の全4クラスの合計参加台数は27台で、昨年より7台が少ない形だ。

2名のドライバーのタイムの合算で順位が決まる予選は、谷口と柳田のコンビで出走した1号車がポールを獲得。2番手もチームメイトの28号車(片岡龍也/吉田広樹/ジョハン・アズミ組)で、BMWがフロントローを独占した。

レースは、昨年同様にBMWの2台が抜け出す展開となるが、ピットインで順位が入れ替わる展開に。1号車が早めに入って柳田からハイルマンへスイッチ。28号車は後からとなり、片岡からアズミへスイッチするが、コースに復帰すると、10秒も1号車を先行しているという予想外の状態。しかし、51周目にはハイルマンが追いつき、マレーシア人ドライバーどうしのバトルが勃発した。決着は53周目。ヘアピンでバックマーカーを利用したハイルマンが、前に出ることに成功。経験の差を活かした形だ。そして1号車は、義務づけられている2回目のピットインを61周目に行って谷口にスイッチすると、そのままゴール。6秒ほどの差をつけられはしたが、28号車もそれに続き、1-2フィニッシュとなった。

ST-2クラスは20号車「RSオガワ ユークスADVANランサー」(阪口良平/谷口行規/小川日出生組)が、ST-3クラスは27号車「FINA ADVAN M3」(小林且雄/伊橋勲/井上貴志組)が、そしてST-4クラス88号車「TUBE MAZIORA Racing」(松本玲二/伊藤真一/渋谷彰良組)がそれぞれクラス優勝を果たした。

次回第2戦「タイヤハウスBEST杯 SUGOスーパー耐久400kmレース」は、5月10日に宮城県スポーツランドSUGOで開催だ。

《デイビー日高》

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