三井造船、5万6000t型ばら積貨物運搬船を竣工…クラス最大ハッチオープン

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三井造船は31日、玉野事業所で建造中だったパナマ国MON RISE SHIPPING向け5万6000重量t型ばら積み貨物運搬船「智潮」を竣工、同事業所で引き渡した。

船は、7万立方mを超す大容積貨物艙を持つ5万6000重量t型ハンディマックスバルカーで、同型船83隻目の竣工となる。このシリーズは「三井の56」としてマーケットで高い評価を得ており、竣工済を含め150隻を超える受注を達成している。
 
船は5つのホールド(貨物艙)を持ち、船自身の荷役設備として4基のクレーンを装備する。荷役効率を重視するとともに、多種多様な貨物を積めるよう強度・配置を計画。ハッチオープニングに関しては、長さ/巾ともこのクラスでは、最大級だ。
 
貨物艙は、長尺パイプを余裕持って積載できる様、十分な長さを持つ。貨物艙強度もホットコイルなどの重量物に対応できるよう十分に配慮している。
 
主機関には軽量・コンパクト・高出力で排ガス環境基準を達成した最新式エンジン、三井−MAN B&Wディーゼル機関6S50MC-Cを搭載し、運航スケジュールにフレキシブルに対応できる余裕のある馬力設定で十分な速力性能を持ち、常用出力で最適なマッチングとしている。

《レスポンス編集部》

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