燃費のいいクルマランキング、プリウスがトップ

エコカー 燃費
燃費のいいクルマランキング、プリウスがトップ
燃費のいいクルマランキング、プリウスがトップ 全 15 枚 拡大写真

国土交通省は31日、2008年(平成20年)のカタログ燃費ランキングベスト10を発表、最も燃費の良いガソリン乗用車は、小型・普通自動車ではトヨタ『プリウス』(35.5km/リットル:10・15モード値)。また同日、実燃費測定ケータイサイト『e燃費』(運営:IRIコマース&テクノロジー)が発表したランキングでも20.4km/リットルでプリウスが1位となった。

軽自動車ではカタログ燃費がダイハツ『ミラ』が27.0km/リットルで1位、実燃費ではスバル『R2』が17.8km/リットルで1位だった。なお、ミラは実燃費でスバル『R1』(17.0km/リットル)に次いで3位(16.7km/リットル)だった。

国土交通省、e燃費ともランキング対象は平成20年末時点で販売されている乗用車。e燃費は、約50万人の会員を持つ燃費測定・ガソリン価格情報ケータイサイトで、ユーザーは無料で利用ができる。ユーザーは給油時にオドメーターの数字と給油量を入力することで、実用燃費の推移が把握できる。型式は国土交通省登録を基準とし、燃費に大きな影響を与えるトランスミッションの種類、過給器の有無、駆動方式などで区別している。

国土交通省のランキングは以下の通り。車名の後ろ、括弧内は燃費(e燃費はランキングのランクイン車種のみ数値を掲載)。単位はkm/リットル。

普通車部門
1:トヨタ『プリウス』(カタログ燃費35.5 e燃費20.4)
2:ホンダ『シビック ハイブリッド』(カタログ燃費31.05 e燃費18.3)
3:トヨタ『ヴィッツ』(カタログ燃費24.5 e燃費16.0)
4:ホンダ『フィット』(カタログ燃費24.0 e燃費14.8)
5:トヨタ『iQ』 (カタログ燃費24.0)
5:マツダ『デミオ』(カタログ燃費23.0 e燃費14.9)
5:スマート『フォーツークーペ』(カタログ燃費23.0)
5:スマート『フォーツーカブリオ』(カタログ燃費23.0)
9:トヨタ『ベルタ』(カタログ燃費22.0)
10:トヨタ『パッソ』(カタログ燃費21.5)
10:ダイハツ『ブーン』(カタログ燃費21.5)

軽自動車部門
1:ダイハツ『ミラ』(カタログ燃費27.0 e燃費16.7)
2:スバル『R1』(カタログ燃費 24.5 e燃費17.0)
2:スバル『R2』 (カタログ燃費24.5 e燃費17.8)
2:スズキ『アルトラパン』(カタログ燃費24.5)
5:スバル『ステラ』(カタログ燃費23.0 e燃費16.5)
5:ダイハツ『ムーヴ』(カタログ燃費23.0)
5:ダイハツ『ソニカ』(カタログ燃費23.0)
5:ダイハツ『ムーヴコンテ』(カタログ燃費23.0)
5:スズキ『ワゴンR』 (カタログ燃費23.0 e燃費16.4)
5:スズキ『セルボ』(カタログ燃費23.0)
5:マツダ『AZ-ワゴン』(カタログ燃費23.0)

《北島友和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  4. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  5. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る