トヨタ、障がい者雇用の子会社が事業開始

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トヨタ自動車は子会社で、重度身体や知的障がい者の雇用の機会を創出するため、昨年5月に設立したトヨタループスが4月1日、トヨタの本社(豊田市トヨタ町1)で初めてとなる入社式を行った。

入社式に出席した新入社員は、技能職14人、技能補助職14人の計28人で、全員が身体または知的障がいを持つ人。トヨタループスの宮崎直樹社長(トヨタ常務役員兼務)らが参列した。

トヨタループスは、トヨタから社内資料の印刷・製本業務、郵便物などの仕分けを行なう受発信業務を受託し、4月から正式に事業を開始する。トヨタループスは今後、「障害者雇用の促進等に関する法律」に基づく「特例子会社」の認定を受ける予定。

トヨタでは従来から障がい者の雇用に努めており、2009年2月時点の雇用者数は955人、雇用率は1.89%となっている。今後はトヨタループスと一体となって、障がいの部位・程度に関わらず幅広い障がい者の雇用を継続していくとしている。

《レスポンス編集部》

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