踏切で立ち往生し、通過列車と衝突

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3月28日午後、愛媛県松山市内にある伊予鉄道の踏切で、踏切内に立ち往生した乗用車と、通過中の上り普通列車が衝突する事故が起きた。この事故で、電車内で転倒した女性1人が軽傷を負っている。

愛媛県警・松山南署によると、事故が起きたのは3月28日の午後1時20分ごろ。松山市南久米町付近の伊予鉄道・横河原線、鷹ノ子 - 久米駅間の踏切で、踏切内に立ち往生していた乗用車と、通過中の上り普通列車(横河原発/高浜行き、2両編成)が衝突した。

クルマは大破。運転していた78歳の男性は衝突前に車外へ脱出しており、ケガはなかった。列車には乗客乗員約30人が乗車していたが、このうち62歳の女性が急ブレーキを掛けた際に転倒。首などを打撲する軽傷を負っている。

現場は見通しの良い踏切。警察では過失往来危険の容疑でクルマを運転していた男性から事情を聞いているが、これに対して男性は「踏切進行中に遮断機が降り始め、通行できなくなった」などと供述しているようだ。脱輪はしていなかったとみられ、遮断機を押し出して踏切外に脱出できた可能性が高いとみられる。

《石田真一》

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