クボタは2日、タイのサイアムセメントグループとの合弁子会社サイアムクボタトラクタの本社工場が完成し、3月からタイ国内向け30.36馬力の新型トラクタの量産を開始したと発表した。
新工場の敷地面積は32万4320平方mで、建屋面積が4万3200平方m。生産能力はトラクタが年産2万5000台。従業員数は約300人。
タイではトラクタの需要が急増しており、新工場では増産体制に備えた増床工事も既に完了している。将来的にはタイ周辺諸国等への輸出も視野に入れており、今後の販売動向を見極めながら生産能力を年産5万台に引き上げる。