デュポン、摩擦・重量・費用を改善したべスペル製品を投入

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デュポン社は6日、ベスペル製品としてトランスミッションなどの駆動系装置用に寸法変化を小さく抑えながら摺動性能を高めたデュポン『ベスペルSP-2515』を新商品のラインナップに加えたと発表した。

摩擦、重量、費用を減らし効率を改善することを可能にするベスペルSP-2515で作られた部品は、熱による寸法変化が金属に適合し、アルミ合金に対する優れた摺動特性、低い摩擦損失などの特性により、寸法安定性、軽量化、システムコンポーネント効率の改善を可能にすると、している。

ベスペルSP-2515の軟質金属への摺動性相性は、軽量なアルミ合金を可動部品とのコンタクト表面にそのまま使用することが可能。ベスペルSP-2515を使用すれば、鋳鉄部品や、繊維強化熱可塑樹脂部品を使用する際に必要な重く、費用のかかる鋼製の追加部品を使用せずにアルミ合金に直接使うことが可能となる。
 
また、基本グレードであるベスペルSP-21製部品に比べて熱伝導性が4倍高く、滑り表面の発熱を適切に拡散することにより高い耐高速・高荷重性能を持つため、相手部品の熱分散にも役立つとしている。

《レスポンス編集部》

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