潜水橋を走行中のクルマが川に転落、2人死傷

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3日朝、福岡県福智町内の町道に架かる橋を走行していた乗用車が路外に逸脱。約6m下を流れる川に転落する事故が起きた。クルマには高齢の男女2人が乗車していたが、このうち男性が死亡。女性も意識不明の重体となっている。

福岡県警・田川署によると、事故が起きたのは3日の午前7時55分ごろ。福智町上野付近の町道に架かる蔵元橋(全長63m)を走行していた乗用車が路外に逸脱。川に転落したのを前走車の運転者が目撃。警察に通報した。

クルマは約6m下を流れる川に転覆した状態で落ちており、地元消防が約30分後に運転していた78歳の男性と、後部座席に同乗していた78歳の女性を救出。近くの病院に収容したが、男性はまもなく死亡を確認。女性も大量の水を飲んでおり、意識不明の重体となっている。

現場の橋は幅員約3.4m。増水時には水没する、いわゆる「潜水橋」で高さ約20cmの縁石があるものの、欄干は設置されていなかった。警察ではクルマを運転していた男性がハンドル操作を誤った可能性が高いとみている。

《石田真一》

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