電子情報技術産業協会が発表した2月の移動電話国内出荷実績によると、出荷台数は前年同月比40.6%減の300万2000台と8か月連続で前年割れとなった。
2月の携帯電話は同38.4%減の295万3000台と低迷した。携帯電話のうち、ワンセグ搭載率は77.7%となり、端末の高機能化が顕著となっている。統計開始以来の累計出荷台数は5314万9000台となった。
PHSは同80.6%減の5万台で8か月連続マイナスだった。
一方、昨年4月から今年2月までの累計の移動電話の国内出荷台数は前年同期比29.7%減の3295万1000台で、ワンセグ対応製品でけん引した2007年度の反動や10月以降の急激な景気低迷などが影響、2008年度が前年割れとなるのは確実だ。