【会田肇 新型カーナビ解説】倍速表示で映像品質を劇的に向上…アルパインX08シリーズ

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【会田肇 新型カーナビ解説】倍速表示で映像品質を劇的に向上…アルパインX08シリーズ
【会田肇 新型カーナビ解説】倍速表示で映像品質を劇的に向上…アルパインX08シリーズ 全 10 枚 拡大写真
◆『リアビジョンナビ』の上級モデル

アルパインは7日、ミニバンユーザーをメインターゲットに多機能で高音質設計を重視したAV一体型HDDナビ『X08』シリーズを発表。昨年発売したX077シリーズの流れを踏襲した『リアビジョンナビ』の上級モデルとして5月上旬より発売を開始する。価格はオープン。

ラインナップは大きく分けて2種類。一つはリアモニターを別売とした本体のみのVIE-X08で、もう一つは10.2型リアモニターをセットにしたVIE-X08RV。本体は両者共に共通で、X08RVはリアモニターのカラーリングとして、シルバー色とゴールド色が用意された。


◆倍速表示・コントラスト向上 音質もアップ

そのポイントは、すべてにX077シリーズを超えるハイスペック化を果たしたことだ。AV機能を重視するX08シリーズは、倍速での表示を実現して動きの速いシーンを鮮明に映し出すし、コントラスト比を高めることで従来なら埋もれがちな被写体をしっかりと浮かび上がらせる。

音質についてはX08専門のサウンドチューニングチームを結成して対応。ノイズを低減し、低域の力強さを向上。ダイナミックレンジを高めることで、よりしっかりとした音作りを目指したという。さらに車種別にセットアップデータをサイト上に用意。ユーザーはここで得た設定値を基にセットアップすれば、車種ごとの最適なサウンドが簡単に得られるというわけだ。


◆4チューナー&フロント4ダイバーシティアンテナ採用

フルセグ対応地デジチューナーを内蔵化したことも見逃せない。4チューナー&フロント4ダイバーシティで高感度受信を実現しながら、ワンセグとフルセグも画面を乱さずにスムーズに切り替える。

電子番組表(EPG)やチャンネル表示も使いやすさを重視したもので、裏番組のチェックを行いながらのチャンネル切り替えにも対応した。操作系ではAVとナビの操作をハッキリと分けただけでなく、画面上に表示されるソフトキーでトラックサーチやチャンネル切り替えも実現。さらに、『アルファード/ヴェルファイア』、『エスティマ』、『マークX』に関しては純正ステアリングリモコンから操作ができるようになる別売ユニットも用意されている。

《会田肇》

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