【トーヨータイヤ プロクセス C1S】転がり抵抗を低減したスムーズな走り

自動車 ニューモデル 新型車
【トーヨータイヤ プロクセス C1S】転がり抵抗を低減したスムーズな走り
【トーヨータイヤ プロクセス C1S】転がり抵抗を低減したスムーズな走り 全 9 枚 拡大写真
トーヨータイヤから発売された『プロクセス』の「C1S」は転がり抵抗を従来品の「CT01」に対して約10%も低減させている。

トーヨータイヤ技術本部の守屋 学さんは「プロクセスC1Sの開発ではFEM解析を用いたシュミレーションを繰り返し、最もエネルギー損失が少なく、転がり抵抗が低減される最適なプロファイル(断面形状)を採用しています」

「その結果、エネルギー損失は約8%低減され、転がり抵抗も10%低減させることができたので、従来品よりも環境に優しいタイヤを開発することができました」とコメント。

実際に従来品のCT01とC1Sを履いた『クラウン』を乗り比べてみると、C1Sを履いたクラウンの方がスムーズな走りをもたらしてくれた。その違いはわずかではあるが、同様の場所で同じ速度からアクセルを戻して空走状態になったときに、C1Sのほうがスーッと滑らかに走ってくれるのだ。

転がり抵抗の差が10%程度だと実際の燃費で体感することは難しいケースが多いが、この空走状態を上手く使い、早めのアクセルオフを心がければ燃費や環境に対して効果的に働くことは間違いない。

転がり抵抗の低減は次世代タイヤの課題となっているが、プロクセスC1Sは静粛性や運動性能といった基本性能を向上させながら、キチンと転がり抵抗を10%も低減させている点も魅力だ。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ヤリスクロス』と『カローラクロス』の約10万台にリコール…パノラミックビューで映像が確認できない
  2. BMW 3 / 4 シリーズの「M」、392馬力にパワーアップ…マイルドハイブリッドも搭載
  3. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  4. トヨタ『ライズ』、5色のカラフルなフルーツテーマで登場…土曜ニュースランキング
  5. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る