無免許の発覚を恐れ、警官の足をクルマで踏む

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5日未明、和歌山県和歌山市内の国道24号で、不審車両の運転者に対して職務質問を行おうとした警官と、逃走しようと急発進したこのクルマが接触。警官が軽傷を負う事故が起きた。クルマはその後、パトカーにも接触している。

和歌山県警・和歌山東署によると、事故が起きたのは5日の午前1時5分ごろ。和歌山市元寺町4丁目付近の国道24号で、パトロール中の同署員が不審な乗用車を発見。25歳の巡査が職務質問するために接近したところ、このクルマが急発進した。

クルマは巡査の足をタイヤで踏み、前方に停止していたパトカーに接触して逃走。巡査は全治2週間程度の軽傷を負っており、警察では傷害と公務執行妨害事件として捜査を開始したが、後に17歳の少年が警察に出頭。容疑を認めたことから、同容疑で逮捕している。

調べに対して少年は「無免許運転の発覚を恐れて逃げた」、「クルマを取られたくなかった」などと供述しているようだ。警察では乗っていたクルマに盗難車の疑いもあるとして、少年を厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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