豊田通商、医薬品開発支援分野へ新規参入

自動車 ビジネス 企業動向

豊田通商は9日、創薬用受託合成メーカーであるケムルーツ社と日本国内での総代理店契約を締結したと発表した。

豊田通商は総代理権の取得により、新たに日本での医薬品開発支援ビジネスに進出し、医薬品メーカー向けにケムルーツ社の化合物の提供、合成受託サービスを推進する。
 
ケムルーツ社は、創薬研究での化合物の合成・受託研究会社で、1000種類以上に及ぶ新薬の原料となる基礎構造化合物の提供・開発・試験や基礎構造化合物をベースとした誘導体の受託合成、全くの新規化合物の受託合成を主な事業としている。
 
豊田通商は非自動車分野の拡大を目指し、新規事業の創出に注力しており、エネルギー・化学品本部では、医薬品開発支援ビジネスを含むライフサイエンスビジネスの強化を目指していた。今回の契約締結は、新たなアジア市場として日本での展開を望んでいたケムルーツ社と、医薬品分野への進出を望んでいた豊田通商、双方の希望が合致したことで実現した。
 
今後は、ケムルーツ社の商品とサービス・ノウハウと、豊田通商が持つネットワークと機動力を駆使し、医薬品分野における付加価値のあるビジネスの展開を目指す。

《レスポンス編集部》

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