6日午後、神奈川県横浜市港北区内の市道で、坂道に路上駐車していた普通トラックが無人のまま滑走。約10m先にあるアパートに突っ込んだ。アパートの1室が大破。トラックにはプロパンガスボンベが積載されていたが、ガス漏れや爆発はなかった。
神奈川県警・港北署によると、事故が起きたのは6日の午後2時30分ごろ。横浜市港北区岸根町付近の市道で、路上駐車していた普通トラックが坂道を無人のまま滑走。約10m先にあるアパートに突っ込んだ。
トラックは前部から建物に突っ込む状態となり、1階部分の1室を直撃。この部屋に住む男性は外出中だったこともあり、負傷者は出なかった。トラックはプロパンガスボンベの交換に訪れており、荷台には39本のボンベが積載されていた。衝突による衝撃でボンベが破損することはなく、ガス漏れや爆発などの二次的被害も生じなかった。
現場は緩やかな坂道。警察では運転していた35歳の男性から現住建造物損壊などの容疑で事情を聞いている。男性はボンベ交換のために車両から離れていた。事故原因としてはサイドブレーキの掛け忘れが濃厚だという。