【ニューヨークモーターショー09】マツダ CX-9 …フェイスリフト実施

自動車 ニューモデル モーターショー
【ニューヨークモーターショー09】マツダ CX-9 …フェイスリフト実施
【ニューヨークモーターショー09】マツダ CX-9 …フェイスリフト実施 全 7 枚 拡大写真

マツダは8日、ニューヨークモーターショーで、北米専用SUV、『CX-9』のマイナーチェンジモデルを発表した。内外装のリファインや安全装備の充実などのメニューを用意している。

CX-9は2006年4月のニューヨークモーターショーで初公開。『CX-7』よりもひと回り大きい北米専用SUVで、3列シートを装備するのが特徴だ。現地では2008トラックオブザイヤーを受賞。2008年モデルから、エンジンを3.5リットルから3.7リットルV6に変更している。

今回のマイナーチェンジは、内外装のリニューアルが中心。フロントマスクはバンパーグリルが大型5ポイントになり、最近のマツダ車に共通する「スマイルフェイス」に変身した。アッパーグリルもメッキを強調した新デザイン。ヘッドランプやフォグランプも新しい。

リアはテールランプを変更。マフラーはクロームメッキで仕上げられた。また、ドアミラーを大型化し視認性を向上させるとともに、空気抵抗に配慮したデザインに変更。最上級の「グランドツーリング」グレードは、ドアミラーにウインカーを組み込んだ。

内装はスイッチ類やATシフトレバーがクロームメッキ仕上げとなり、質感が向上。シート生地も変更された。センターコンソールの収納スペースも拡大。ステアリングホイールやオーディオ周辺は、ピアノブラック仕上げとなった。

グレードは「スポーツ」「ツーリング」「グランドツーリング」の3仕様。ツーリングはレザーシートやヒーター付きパワーシートが標準。グランドツーリングはツーリングの装備に加えて、ブラインドスポットモニタリングシステム、アドバンスドキーレスエントリー&スタートシステム、20インチアルミホイールなどを専用装備する。

エンジンは従来通り、3.7リットルV6で、最大出力273ps/6250rpm、最大トルク37.3kgm/4250rpm。3000-6000rpmの領域で、最大トルクの9割以上を発生するフレキシブル性を備える。トランスミッションはアイシン製の6速ATだ。

安全面では、「バックアップモニターシステム」をオプション設定。ワイドアングルのカメラを装備し、インパネの4.3インチ液晶モニターに、車両後方の映像を表示する。

マイナーチェンジを受けたCX-9は、2010年モデルとして北米市場へ投入。大型車の販売不振が続く中で、顧客の反応が注目される。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る