住友金属と豊田鉄工の 高効率クラッシュボックス、文科大臣技術賞開発部門を受賞
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クラッシュボックスは、自動車のフレーム先端に配置され、衝突時に変形して衝突のエネルギーを吸収、乗員の安全を確保する部材。両社は、新たな設計思想に基づいたクラッシュボックスを開発し、大幅な軽量化とエネルギー吸収量の増加による燃費と衝突安全性の向上に加え、製造コストの削減を達成した。
この大幅な軽量化と優れた衝撃吸収性能を両立したクラッシュボックスは、トヨタ自動車の『ヴィッツ』やマツダの『アテンザ』など、実車に多数採用されており、これらが高く評価され、今回の受賞となった。
《レスポンス編集部》