川崎重工 BK117C-2型 報道ヘリの初号機を福岡放送に納入へ

自動車 ニューモデル 新型車

川崎重工は、福岡放送向けとなる最新鋭の『川崎式BK117C-2型報道ヘリコプター』をユーロコプタージャパンに納入した。この機は、「C-2型」のテレビ局向け報道ヘリコプターとしては初めての納入となる。今後ユーロコプターが報道機器を取り付けて福岡放送に引き渡す。

川崎式BK117ヘリコプターは、川崎重工が欧州のヘリコプターメーカーMBB社(現ユーロコプタードイツ社)と共同開発したヘリコプターで、物資・人員輸送、消防・防災、警察、ドクターヘリ(救急救命)など多用途に活用される中型双発機。

同機は、高い安全性・操縦性、コンパクトな機体形状、担架などの長尺物の搬出入に適した大型の機体後部観音開きドアが特長で、国産ヘリコプターとして1983年の初号機納入以来、改良を重ねてきた、国内で約140機、全世界で約600機以上の販売実績のあるベストセラー機だ。

C-2型は、従来型の特長を活かしながら、従来型機からキャビンスペースを約30%拡大し、最大全備重量を約7%、航続距離を約30%向上し、飛行能力・輸送能力を大幅に向上した。新型メインローター・ブレードを採用することで、騒音・振動を大幅に低減したほか、新型操縦室による広い視界と、統合計器システムにより計器の配列をシンプルなものにするなど快適な操縦環境を目指した。

川崎重工は今後も、高い技術力と高い信頼性、国産機ならではのきめ細やかなサポート体制を活かし、新型機の積極的な営業活動を展開する方針だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  4. 取り付け約10秒、カーメイトが『カローラクロス』『メルセデスベンツ』各車純正ミラー専用設計の「ワイドリアビューミラー」を発売
  5. まるでスポーツカー、アキュラの新型SUV『RSX』世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る