フォード フィエスタ 新型…欧州での販売が絶好調

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フォード フィエスタ 新型…欧州での販売が絶好調
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欧州フォードは15日、新型フォード『フィエスタ』の累計販売台数が17万台を突破したと発表した。昨年秋の発売からわずか半年で、異例の好セールスを記録している。

フィエスタは欧州で人気のコンパクトカー。初代は1976年に登場し、2008年初頭の時点で累計1200万台を販売した大ヒットモデルだ。最新モデルは2008年3月のジュネーブモーターショーで初公開。フォードの最新デザイン言語、キネティックに則り、コンパクトカーでありながら抜群の存在感を発揮するフォルムが与えられた。

昨年秋の欧州発売以来、新型フィエスタの販売は絶好調。今年1-3月の累計販売台数は10万8000台に到達し、昨年のセールスと合わせると、累計17万台を突破した。

3月単月の欧州フォード全体の販売台数は、16万3000台だが、その3割以上に当たる5万2800台を新型フィエスタが占めた。『フォーカス』の3万2300台を上回り、フィエスタが欧州フォードの最量販車に君臨している。

新型フィエスタ効果もあって、フォードは3月の新車販売において、欧州19か国中、フランス、スペイン、スイスを除いた16か国でシェアアップ。欧州シェアは、前年同月比0.2%増の10%に達した。シェアを2桁台に乗せたのは、2001年9月以来の出来事。3月はフォルクスワーゲンに次ぐ、欧州第2位のブランドに躍進した。

欧州での勢いに乗るかのように、新型フィエスタは2010年初頭、米国へ上陸予定。販売不振が続くフォード車の中では、数少ないヒット作といえそうだ。

《森脇稔》

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