ロータス2010年モデル…高い環境性能をアピール

自動車 ニューモデル 新型車
ロータス2010年モデル…高い環境性能をアピール
ロータス2010年モデル…高い環境性能をアピール 全 5 枚 拡大写真

ロータスは16日、『エリーゼ』シリーズと『エキシージS』の英国での販売開始に合わせて、燃費やCO2排出量などの環境性能データを公表した。

エキシージSは、2010年モデルでフェイスリフトを実施。新デザインのリアスポイラーを採用するなどして、エアロダイナミクス性能を向上させた。1.8リットル直4スーパーチャージャー(221ps)を935kgの軽量ボディに載せ、0-100km/h加速4.7秒とパフォーマンスは超1級。環境性能の高さもアピールポイントで、欧州複合モード燃費は11.76km/リットル、CO2排出量は199g/kmを達成している。

エリーゼシリーズも、動力性能と環境性能を高次元で両立させた。1.8リットル直4(136ps)を890kgの軽量ボディと組み合わせる「エリーゼS」は、0-100km/h加速6.1秒、欧州複合モード燃費13.16km/リットル、CO2排出量は179g/km。2009年モデルと比較して、燃費とCO2は約9%改善しているという。

ハイチューンの1.8リットル直4(192ps)を900kgの軽量ボディに載せた「エリーゼR」は、0-100km/h加速5.4秒、欧州複合モード燃費12.2km/リットル、CO2排出量196g/km。エキシージSと同じ1.8リットル直4スーパーチャージャー(220ps)を、903kgの軽量ボディに積む「エリーゼSC」は、0-100km/h加速4.6秒、欧州複合モード燃費11.76km/リットル、CO2排出量199g/kmを実現する。

また、ロータスはエリーゼSCの性能をライバルと比較。以下のようなデータを公開した。

●車名
0-100km/h加速 欧州複合モード燃費 CO2排出量
●エリーゼSC
4.6秒 11.76km/リットル 199g/km
●『ボクスターS』
5.3秒 10.53km/リットル 223g/km
●『SLK55AMG』
4.9秒 8.33km/リットル 288g/km
●『F430スパイダー』
4.1秒 6.58km/リットル 345g/km

ロータスのマイク・キンバリーCEOは、「EVやハイブリッドを除けば、ロータスは最もクリーンな環境性能を持つスポーツカーブランド」と自信を見せる。トヨタ製エンジンにロータス独自の軽量技術の組み合わせが、この高い環境性能につながっているといえそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  4. 日本初のクルマ専用「除湿剤」が登場、最長180日間快適に
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る