トヨタ自動車は、経済産業省・特許庁が主催する2009年度「知財功労賞」で、商標活用優良企業として「産業財産権制度活用優良企業等表彰」の経済産業大臣表彰を受賞したと発表した。
知財功労賞は、産業財産権制度の普及促進と発展に貢献のあった個人や企業に対する「産業財産権制度関係功労者表彰」、産業財産権制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業に対する「産業財産権制度活用優良企業等表彰」の2つを総称したもの。それぞれ経済産業大臣表彰、特許庁長官表彰として授与される。
今回の受賞は、トヨタが会社ロゴ、車名などをグローバルに商標出願し、権利化することに尽力しており、特に車名の「プリウス」や「ハイブリッドシナジードライブ」のマークなどを権利化し、環境訴求に積極的に活用したことが評価された。
トヨタがこの賞を受賞するのは初めて。