埼玉県警は16日、埼玉県さいたま市岩槻区内の国道16号で飲酒運転を行ったとして、36歳の女を飲酒運転の現行犯で逮捕した。高濃度のアルコール分が検出されたが、珍妙な言い訳で飲酒の事実を全面的に否認しているという。
埼玉県警・春日部署によると、逮捕された女は16日の午前2時20分ごろ、酒気帯び状態にもかかわらず、さいたま市岩槻区南平野付近の国道16号で軽乗用車を運転した疑いがもたれている。
現場付近はUターン禁止となっているが、Uターンを強行する女のクルマをパトロール中の同署員が発見。職務質問を実施したところ、女の呼気が酒臭いことに気づいた。アルコール検知の結果、呼気1リットルあたり0.45ミリグラムのアルコール分を検出したため、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。
調べに対して女は「友人宅で食べたスープにアルコールが入っていたと思うが、気がつかずに食べた」と主張し、飲酒の事実を全面的に否認している。