08年度の粗鋼生産、13.2%減と過去最大のマイナス幅

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日本鉄鋼連盟が20日に発表した2008年度の粗鋼生産量は、前年度比13.2%減の1億0550万tとなり、2ケタのマイナスとなった。 

2008年度は銑鉄、粗鋼、熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)生産は全て前年度を下回った。粗鋼生産は3年振りに前年を割り込み、生産量も2001年度の1億206万t以来の低水準だった。前年度比の減少率は、記録の残っている1948年度以降、1998年度の11.5%を超えて、最大のマイナス幅となった。
 
炉別生産では、転炉鋼7979万t、同11.9%減、電炉鋼が2571万t、同17.0%減となり、粗鋼合計に占める電炉鋼比率は24.4%と前年度を1.1ポイント下回った。
 
鋼種別では普通鋼が8328万t、同12.4%減、特殊鋼が2222万t、同15.8%減だった。
 
熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)生産は9361万tで、同14.3%減となり、3年ぶりにマイナスとなり、1999年度の9093万t以来の低水準だった。1億t台を割り込んだのは6年ぶり。
 
鋼種別にみると、普通鋼が7524万t、同14.0%減で、特殊鋼が1837万t、同15.5減だった。

《レスポンス編集部》

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