IRジャパン、車載用ICの新製品を出荷開始

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IRジャパン、車載用ICの新製品を出荷開始
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インターナショナル・レクティファイアー・ジャパン(IRジャパン)は、自動車用にローサイド駆動回路を2個(デュアル)集積したIC「AUIRS4427S」のサンプル出荷を開始した。

汎用のモーター駆動、車載用DC-DCコンバータ、ハイブリッドのパワートレイン駆動など広い用途に使える。

新製品は、低耐圧・高速のパワーMOSFETやIGBT(絶縁ゲート型バイポーラ・トランジスタ)などの駆動用で、車載部品の品質規格AEC-Q100に準拠している。

独立に動作する2つのゲート駆動回路を集積しており、この2つの駆動回路は、出力段に大きなパルス電流を扱えるバッファを備え、駆動回路の間の相互作用を最小化、伝播遅延時間を整合する。大電流のスイッチング時や短絡状態の間に起こる故障からシステムを守るために負のスパイク電圧に対する耐性を備えている。

論理レベルは、標準のCMOSまたはLSTTLと互換性のある3.3Vと5V。CMOSのシュミット・トリガー入力を備え、出力論理は入力と同相。ゲート駆動電圧の出力範囲は6 - 20V。出力電流は、吐き出しが2.3A、吸い込みが3.3A。オン/オフの伝播遅延時間は、標準値で50ns、最大値で95ns。立ち上がり時間/降下時間は標準25ns、最大55ns。電源電圧は最大20Vで動作温度範囲は−40 - 125度。

《レスポンス編集部》

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