メルセデス・モータースポーツ部門のトップ、ノルベルト・ハウグがマクラーレンとの関係について言及し、現在の状況に不満を持っていることを明らかにした。
「われわれはこのチーム(マクラーレン)の一部だし、当然2010年もそうなるだろう。メルセデスにとって今回の騒動に対して的確な対応を取ることが非常に重要だ。だが現在チーム内の重要なポジションを占めているのはメルセデスの人間ではないからね」
メルセデスは現在マクラーレンの40%のシェアを所有する一方、フォース・インディアF1とブラウンGPにもエンジンを提供している。今後の成り行き次第ではF1での活動を見直すこともあるという。
「少なくとも1年に1回はF1での状況を見直し、ここにおける将来について考えているよ。F1でのポジションを変えるという選択肢は常に存在する。ただのエンジンサプライヤーに戻るという道がね」とハウグは語っている。