帝都ゴムは、経営体質強化の一環として、子会社である栃木テイトのゴムホース製造事業を縮小し、同社と親会社である鬼怒川ゴム工業のグループ企業へ移管すると発表した。
栃木テイトはゴムホース製造事業の縮小にともない、倉庫事業を新たな業務内容として追加する方向で検討する。
帝都ゴムグループの主要販売先である日系自動車メーカーの生産販売が激減し、今期以降も早急な回復は見込めないと判断、生産の効率化を目的に生産拠点の再構築を実施し、栃木テイトは現有地にて新たに倉庫業を開始する。
栃木テイトのゴムホース製造事業は帝都ゴムとグループ会社の八洲ゴム工業に移管し、生産拠点の集約に伴い人員も再配置する計画だ。