アストンマーチン V12ヴァンテージ…ニュル24時間耐久に参戦

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
アストンマーチン V12ヴァンテージ…ニュル24時間耐久に参戦
アストンマーチン V12ヴァンテージ…ニュル24時間耐久に参戦 全 1 枚 拡大写真

アストンマーチンは4月24日、5月23 - 24日にドイツで開催されるニュルブルクリンク24時間耐久レースに、『V12ヴァンテージ』で参戦すると発表した。

V12ヴァンテージは、3月のジュネーブモーターショーで発表。アストンマーチン95年の歴史において、最強のパフォーマンスを誇るモデルだ。エンジンは6.0リットルV12(517ps、58.1kgm)。0-100km/h加速4.2秒、最高速305km/hの性能を発揮する。1000台が限定生産され、英国での価格は13万5000ポンド(約1930万円)というスーパーカーだ。

アストンマーチンがニュル24時間に参戦するのは、今年で4回目。これは「ヴァンテージN24/GT4」プログラムの一環として行われるもので、今夏のV12ヴァンテージの市販に向けて、信頼性を確認する最終テストの意味合いを持つ。

それだけに、レースには市販車とほぼ同じ状態で出走する。V12エンジンはノーマルのまま。安全基準に適合させるため、ロールケージや消火器を装着。内装材を省いたことによる軽量化、サーキット用のサスペンションセッティングの見直し、ピレリ製スリックタイヤの装着など、最低限のモディファイを施している。

ドライバーはアストンマーチン社内から抜擢。同社のチーフエグゼクティブ、Dr Ulrich Bez氏をはじめ、技術者数名で構成される。まさにV12ヴァンテージを知り尽くしたメンバーというわけだ。Ulrich Bez氏は「ニュル24時間はV12ヴァンテージの性能を確認する最高の舞台」とコメントしている。

アストンマーチンは、数台のV12ヴァンテージを他の参加チームにも供給する予定。今年のニュル24時間は例年に増して華やかな争いが展開されそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  5. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る