パイオニア中期経営計画…ホンダが経営支援、資本参加へ

自動車 ビジネス 企業動向
パイオニア中期経営計画…ホンダが経営支援、資本参加へ
パイオニア中期経営計画…ホンダが経営支援、資本参加へ 全 1 枚 拡大写真

パイオニアは、中期経営計画で財務体質を強化する一環としてホンダを割り当て先とする新株を発行する。

パイオニアは2010年3月期に470億円の構造改革費用を見込むことなどから、キャッシュ創出と自己資本増強が必要で、現在、財務体質の改善を進めている。

キャッシュの創出については、棚卸資産や売掛債権の圧縮、設備投資等の抑制、役員報酬や従業員給与の減額とともに、遊休資産の売却などにより、自助努力を進めている。取引銀行団からは、すでに追加的な融資を実行してもらっている。

自己資本の増強については、ホンダに対する第三者割当新株式発行による25億円の増資を実施する。増資後、ホンダはパイオニアに6.54%出資するシャープに次ぐ第2位の株主となる。

さらに、新たな財務パートナーシップについても継続して検討する。詳細は確定次第、改めて発表する。

パイオニアでは、中期事業計画を迅速かつ確実に実行するためには、計画期間中に400億円規模の資金調達が必要で、これらの資本増強などにより必要資金を確保する。

構造改革に伴う費用は、雇用調整を中心に、2010年3月期に470億円を見込んでいるほか、構造改革による固定費の削減効果は、2009年3月期から実施している構造改革の効果も加え2009年3月期と比較して、2010年3月期には500億円、2011年3月期には850億円をそれぞれ見込んでいる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る