日本自動車工業会が30日発表した2008年度の四輪車輸出実績は前年度にくらべ17.2%減の560万2813台となり、7年ぶりに前年度を下回った。北米・欧州・アジア・中近東などほとんどの地域向けが減少した。
車種別では乗用車が前年度比18%減、トラックが同13%減、バスが同1.5%減だった。乗用車のうち普通車は1995年度以来、13年ぶりのマイナスだった。
地域別では米国向けが同25.8%減と2年連続のマイナス、欧州向けが同14.1%減と3年ぶりのマイナスだった。アジア向けは同9.1%減と2年ぶり、中近東向けは同7.5%減と9年ぶりに前年同月を下回った。