BMW製V10を載せたスーパーカー…FIA GT選手権の公式車両に

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BMW製V10を載せたスーパーカー…FIA GT選手権の公式車両に
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ドイツのWiesmann(ヴィーズマン)社は、2009年のFIA GT選手権のオフィシャルセーフティカーに『GT MF5』が採用されたと発表した。

ヴィーズマンは1988年、ドイツのデュレムに設立。マーチンとフリードヘルムのヴィーズマン兄弟が、量産車とは一線を画すスポーツカーをハンドメイドで生産している。

GT MF5はBMW『M5』『M6』用の5.0リットルV10エンジンを搭載した2ドアクーペ。最大出力507psは7速シーケンシャルのトランスミッションによって路面に伝えられ、0-100km/h加速3.9秒、最高速310km/hというパフォーマンスを発揮する。これは、GT選手権のマシンと比較しても遜色ない性能だ。

外観の特徴が、ルーフにレイアウトされたイエローの回転灯。リアバンパーにはディフューザーが装着され、高速域での空気の流れをコントロールする。

GT MF5は5月3日、英国シルバーストーンで行われる開幕戦でベールを脱ぐ。今年のFIAGT選手権は日産『GT-R』やアウディ『R8LMS』などのニューカマーを含め、全49台が参戦。GT MF5は華麗なバトルをサポートすることになる。

《森脇稔》

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