新車購入補助…廃車と新車は1年以上使用が条件

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新車購入補助…廃車と新車は1年以上使用が条件
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09年度補正予算案に盛り込まれている環境対応車への買い換え・購入に対する補助制度。国土交通省はその制度の詳細を発表した。

ここでは、経年車の廃車を伴う新車購入補助の流れをみていく。

車齢の古い車を廃車し、一定の環境性能を有する新車の購入者に対する補助として、乗用車(登録車・軽)では、登録車25万円、軽自動車12.5万円、重量車(トラック・バス等)では、小型(GVW3.5tクラス)40万円、中型(GVW8tクラス)80万円、大型(GVW12tクラス)180万円が支給される。

廃車する車は、それまで1年間以上申請者が使用していたことが求められる。購入する新車は、乗用車は2010年度燃費基準達成車、重量車は新長期規制適合車であること、また、購入後1年以上使用することが条件となる。

新車の登録と廃車の順序は問われないが、3か月以内に両手続きが行われている必要がある。また、車齢が13年に達する直前の車を廃車して新車を購入する場合は、購入した新車の新規登録(届出)日までの期間が、13年以上であれば対象となるので無理に車検を通す必要はない。

乗り換えについては、乗用車間、重量車間における乗り換えについては認められる。例えば、登録車から軽自動車、重量車間での乗り換え(小型から大型等)、自家用から事業用等(それぞれ逆も含む)は補助の対象となる。ただし、乗用車から重量車、トラックからバス等(それぞれ逆も含む)当該自動車の使用目的が著しく異なる自動車への乗り換えについては補助の対象とならない。

●主な申請書類
経年車の廃車を伴う新車購入補助の場合
1. 補助金交付申請書
2. 廃車が13年超であること及び1年以上使用したことを証する書面
(廃車の詳細登録事項等証明書等)
3. 新車の登録(届出)、環境対応要件を満たしていることを証する書類
(新車の詳細登録事項等証明書)
4. 本人確認書類
5. 名義変更を伴う場合は、同一世帯における名義変更であることを証する書類
(住民票等)等

実際の制度実施には補正予算案の可決・成立が必要となる。

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