トヨタ、米国新車販売は41.9%減…4月実績

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トヨタ、米国新車販売は41.9%減…4月実績
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米国トヨタ販売は1日、4月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は12万6540台で、前年同月比は3月の36.6%減よりも一段と悪化し、41.9%の大幅マイナスを記録した。

トヨタブランドの乗用車系では、比較的マイナス幅を少なく抑えていた『カローラ』が、前年同月比42.9%減の1万8534台と大きく後退。ベストセラーセダンの『カムリ』も36.7%減の2万5324台、新型発売が間近の『プリウス』も61.5%減の8385台と、主力車種が不振だ。

『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』/『ベルタ』)は、前年同月比29%減の8118台と、3月の52.7%減よりは持ち直した。1月に発売した新型クロスオーバー、『ヴェンザ』は3793台とまずまず売れている。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、『RAV4』が前年同月比12.9%減の1万1126台とマイナス幅が少ない。しかし、『ハイランダー』は44.1%減の5595台、『タンドラ』は53.9%減の6156台、『シエナ』は44.9%減の6181台と、回復傾向は見られない。

レクサスブランドでは、『ES』が前年同月比34.7%減の3549台、『IS』が48.9%減の2324台、『LS』が61.6%減の765台と大きく減少。そんな状況下だけに、新型を2月に投入した『RX』の前年同月比12.9%減、6237台の結果は、健闘と受け取れる。

日本と同様、米国でも間もなく、新型プリウスの販売がスタートする。トヨタとしては、最もベーシックな仕様で2万1000ドル(約208万円)の低価格を武器に、米国新車販売を回復させたいところだろう。

《森脇稔》

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